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プラセンタ注射をご存じですか?

プラセンタとは

「プラセンタ」とは、赤ちゃんを育む“胎盤”から抽出された成分のことです。

この胎盤には、命を育てるために必要なたんぱく質・ビタミン・アミノ酸などの栄養素がたっぷり含まれており、それらを医療用に安全に精製・加工したものが「プラセンタ注射」として使われています。

近年では、体調を整えたい方や美容・更年期ケアを目的とする方々に選ばれている治療法のひとつです。

当院では予約なしで当日接種が可能です。

お気軽にご来院ください。

👉 1回 3,710円~(税込)/診察料込み
👉 予約不要・診療時間内にいつでも受け付け可能

 

 
9:00~13:00
14:00~18:00
★=外来診療日 〇=訪問診療
※月曜午前の外来は形成外科医担当
※外来休診時も電話応対は可能(診療時間内)
※最終受付時間は下記の通りです。
―初診:各診療時間終了の1時間前まで
―再診:各診療時間終了の30分前まで

 

 

どのような作用が期待されているの?

プラセンタには、自律神経やホルモンバランスを整える作用があるとされ、次のような効果が期待されています。

 期待できる作用例

  • 慢性的な疲労感の軽減
  • 肌のハリやツヤの改善
  • 冷え性や肩こりの緩和
  • 更年期による不調(ほてり・のぼせ・イライラなど)の軽減
  • 月経前後の肌荒れや生理痛の緩和
  • 免疫力の維持をサポート
  • 睡眠の質の向上
  • アレルギー症状(花粉症・アトピー等)の抑制
  • 肝機能のサポート

女性だけでなく、男性でも疲労感や体調管理の目的で受けられる方が増えています。

また、プラセンタ注射は医療機関で長年使用されており、安全性に配慮された製剤が使用されています。

 

こんな方におすすめ

次のような不調やお悩みがある方に、プラセンタ注射は選ばれています。

  • 疲れがなかなかとれない
  • 肌のハリやシミ、シワ、ニキビが気になる
  • 「更年期かも?」と感じることがある
  • なんとなく体調がすぐれない日が続いている
  • 免疫力が下がってきた気がする
  • 寝つきや目覚めが悪く、ぐっすり眠れない
  • 二日酔いがつらい
  • 生理痛や生理不順に悩んでいる
  • 筋肉疲労や運動後のだるさが抜けにくい
  • 花粉症などのアレルギー症状が気になる

 

料金表(税込み)

初診 1A(アンプル) 計3,710円(診察料・注射代含む
  2A 計4,260円(診察料・注射代含む
再診 1A 計2,070円(診察料・注射代含む
  2A 計2,620円(診察料・注射代含む

※すべて自費診療となります。病気を治したり予防的治療を行うものではありません。

※事前に医師より説明を行い、同意書にご署名いただいたうえで施術を行います。

※ 2A以上ご希望の方は、1A追加毎に550円(税込み)頂戴いたします。

 

治療回数・期間

自由診療におけるプラセンタ注射には、回数や投与量に明確な制限はありません。

一般的には、1回あたり1〜3アンプルを目安に皮下注射を行います。

初期の接種スケジュール

接種を開始してから1〜2か月間は、週に1〜2回程度のペースで継続される方が多く見られます。

この期間は体調の変化を観察しながら、効果の有無やご自身との相性を確認していく大切な時期です。

継続的なメンテナンス

その後は、体調や目的に応じて月2〜4回程度のペースで無理なく続けていただくケースが一般的です。

効果の実感について

効果のあらわれ方には個人差がありますが、数回の注射で「なんとなく体が軽くなった」「肌の調子が良い気がする」といったお声をいただくこともあります。

まずは数回試してみて、ご自身の体調や生活リズムに合うかどうかを見極めてみることをおすすめしています。

続け方のご相談もお気軽に

効果が感じにくい場合は、投与量を調整したり、あえて一度お休みして様子をみることも可能です。

無理のないペースで、一緒に最適な量や頻度を考えていきましょう。

 

使用する製剤について

当院では、以下の2種類のヒト胎盤由来プラセンタ製剤を使用しています。

メルスモン

1956年に更年期障害・乳汁分泌不全の治療薬として開発されました。

内分泌や自律神経のバランスを整える作用により、更年期の不調(ほてり・のぼせ・イライラなど)の緩和が期待されています。

 

ラエンネック

1959年に肝機能障害の治療薬として開発されました。

基礎代謝促進作用や解毒作用により、肝機能のサポートが期待されています。

 

メルスモンとラエンネックの違い

  • ラエンネックの方が酸性度が高く、注射時にやや痛みを感じやすい傾向があります。
  • メルスモンは中性に近く、痛み止め成分も含まれており、比較的注射時の刺激が少ないとされています。
  • 胎盤含有量はラエンネックの方がやや多めとされますが、いずれも期待される作用は共通しています。
  • 目的に応じて医師が製剤を選択しますが、ご希望がある方は診察時にお申し付けください。

 

飲み薬・化粧品と注射の違い

市販されているプラセンタサプリや美容液の多くは、豚や馬の胎盤から抽出されたものを使用しています。

経口摂取の場合は、消化・吸収の過程で有効成分が分解されるため、注射と比較すると体内での吸収率が限られるとされています。

プラセンタ注射は、医療機関で安全性の高い製剤を直接体内に投与できる点が特徴です。

 

副作用・注意点

  • 注射部位に赤み、腫れ、内出血、痛みなどの局所的な症状が出ることがあります。
  • プラセンタ注射を受けた方は、献血ができなくなります(輸血を受けることは可能です)。
  • また、原則として臓器提供も控える必要があります(ただし、特別な条件を満たす場合は提供可能なケースもあります)。

 

ヒト胎盤由来の製剤であることから、クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染症リスクが完全には否定できないという理由によるもので、厚生労働省の方針により定められています。

なお、これまでにプラセンタ注射による感染症の発症報告はありません。

ご不明点がある方は、医師にご相談ください。

 

よくあるご質問(FAQ)

Q1. どのくらいの頻度で受けたらいいですか?

A. 最初の1〜2か月は週1〜2回、その後は体調に応じて月2〜4回程度を目安にされる方が多いです。

効果や体調に応じて無理なく続けていただけます。

Q2. どのくらいで効果を感じられますか?

A. 個人差はありますが、2〜3回目以降で「肌の調子がいい」「疲れにくくなった」と感じる方もいます。

Q3. 男性でも受けられますか?

A. はい。疲労回復や体調管理、美容などの目的で、男女問わず多くの方にご利用いただいています。

男性では特に「疲労感」「睡眠の質」「肝機能サポート」などの目的で接種される方が多く見受けられます。

Q4. プラセンタ注射には副作用がありますか?

A. 注射部位に赤み・腫れ・内出血・痛みなどの軽い症状が出る場合がありますが、ほとんどは数日で自然に改善します。

大きな副作用の報告は少なく、安全に管理された製剤を使用しています。

Q5. 感染症のリスクはありますか?

A. ヒト由来の製剤であるため、理論上は感染症のリスクを完全にゼロとすることはできません。

ただし、これまでにプラセンタ注射による感染症の発症報告はありません。

当院では、厚生労働省の基準を満たした安全性の高い医療用製剤(メルスモン・ラエンネック)を使用しています。

Q6. プラセンタ注射を受けると、なぜ献血ができなくなるのですか?

プラセンタ注射に使用される製剤(メルスモン・ラエンネック)は、ヒトの胎盤から作られた「ヒト由来製剤」です。

ヒト由来の成分を体内に注射することで、理論上ごくわずかでも感染症(特にクロイツフェルト・ヤコブ病といったプリオン病など)のリスクが完全には否定できないとされています。

その安全管理の一環として、厚生労働省および日本赤十字社の規定により、プラセンタ注射を受けた方は献血ができなくなっています。

これは「万が一」の事態を防ぐための措置であり、これまでにプラセンタ注射によって感染症が発症したという報告はありません。

ご不明な点がある場合は、どうぞ遠慮なく医師やスタッフにお尋ねください。

Q7. 疲労回復にはアリナミン注射とプラセンタ注射、どちらがいいですか?
  1. 疲労の「原因」や「感じ方」によって、おすすめが異なります。

特徴

アリナミン注射

プラセンタ注射

主成分

ビタミンB1(フルスルチアミン)

ヒト胎盤エキス

主な作用

エネルギー代謝の促進、神経機能のサポート

ホルモンバランス調整、抗酸化・抗疲労作用、免疫強化

向いている方

慢性的な疲れ、目の疲れ、肩こり、夏バテなど

更年期の不調、自律神経の乱れ、冷え、肌トラブルも気になる方

 

「肉体的な疲れ」や「ビタミン不足によるだるさ」が気になる方にはアリナミン注射
「自律神経の乱れ」「ホルモンバランスの崩れ」が影響していそうな方にはプラセンタ注射がおすすめです。

お悩みに合わせて医師とご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。

👉 「アリナミン注射」についてはこちらから

 

※その他のご質問はこちら

👉 その他いただくご質問集

 

ご希望の方へ

予約不要で、診察時間内でしたらいつでも施注が可能です。

ご希望の方はお気軽にご来院ください。

ご来院の際は、院内感染対策のため、引き続きマスクのご着用をお願いしております。

お問い合わせはこちら

👉 電話:046-244-6070
 (日祝除く9:00~18:00)

 

以下、外来診療時間のみ表記しております。

 
9:00~13:00
14:00~18:00
★=外来診療日 〇=訪問診療
※月曜午前の外来は形成外科医担当
※外来休診時も電話応対は可能(診療時間内)
※最終受付時間は下記の通りです。
―初診:各診療時間終了の1時間前まで
―再診:各診療時間終了の30分前まで
 

アクセス

243-0433
神奈川県海老名市河原口2-30-24 ナーシングガーデン海老名1階

 

※このページの記載は2025年4月時点の情報に基づいています。 

より詳しい内容や安全性に関する情報は、以下の公的機関の資料をご参照ください。

メルスモン添付文書(PMDA) 

ラエンネック添付文書(PMDA) 

厚生労働省「献血制限に関する通知」 

日本赤十字社 献血に関するQ&A 

国立成育医療研究センター 「[ 010 ] プラセンタ」

 

その他いただくご質問集

Q1. 効果が感じられない場合はどうすればいいですか?

A. 体質や体調によって効果の実感には個人差があります。

注射量を増やしたり、一度中断して変化を比較するなども可能です。

医師と相談しながら調整していきましょう。

Q2. やめたら効果はなくなりますか?

A. プラセンタ注射は一時的なサポート療法ですので、中止後に効果が徐々に薄れる方もいらっしゃいます。
その場合は、体調を見ながら再開を検討できます。

Q3. 長期的に続けても身体に悪影響はありませんか?

A. 現在、長期使用による重大な健康被害の報告はありません。

継続の可否は定期的に体調や目的を見直しながら、医師と相談して決めることをおすすめしています。

Q4. アレルギー体質でも受けられますか?

A. 多くの方が問題なく使用されていますが、過去に薬剤アレルギーや注射で体調を崩した経験がある方は、事前に医師へお知らせください。

Q5. 妊娠中・授乳中でも受けられますか?

A. 基本的には妊娠中・授乳中の方への施注は控えております。

ご希望がある場合は、事前に産婦人科の先生とよくご相談ください。

Q6. 持病があっても大丈夫ですか?​

A. 高血圧・糖尿病などの慢性疾患をお持ちの方でも受けられる場合があります。

服薬状況や既往歴を医師にお伝えいただき、安全を確認したうえで施注を行います。

Q7. 他の注射(予防接種など)と併用できますか?

A. 多くの場合問題ありませんが、直近で予防接種や特定の治療を受けた方は、スケジュールに間隔を空ける必要があることもあります。

詳細は診察時にご相談ください。

Q8. 定期的に通えないけど効果ありますか?

A. 月に1回などの頻度でも、体調や目的によっては効果を感じられることがあります。

無理のないペースで続けていくことが大切です。

Q9. 回数券やまとめプランはありますか?

A. 現時点では都度払い制となっております。

今後ご希望が多い場合には導入を検討させていただきます。

 

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